太陽電池モジュール
太陽光発電で必要な太陽電池モジュールとは、光エネルギーを直接電力に変換する電力機器です。
光起電力効果によって光を即時に電力に変換して出力する発電機であり、太陽電池(セル)を複数枚直並列接続して必要な電圧と電流を得られるようにしたパネル状の製品単体のことです。
太陽電池モジュールは材料や形態などにより異なる種類に分けられ、それぞれ異なる特徴を持っています。
![太陽電池モジュール](/upimage/15641067231s.jpg)
シリコン系
単結晶
![単結晶](/upimage/15641068480s.jpg)
最も古くから使われており、変換効率は高いが高純度シリコンの利用量が多く、生産に必要なエネルギーやコストが高いため高価になります。 そのため近年は多結晶シリコンや薄膜シリコン太陽電池に移行が進んでいます。
多結晶
![](/upimage/15641068481s.jpg)
シリコンの端材やグレードの低いシリコン原料を利用して製造されます。単結晶シリコンに比べると面積あたりの変換効率は落ちますが、生産に必要なエネルギーは少なく、コストと性能のバランスの良さから現在の主流となっています。
また、バックコンタクトで表面積を増やしたり、表面に特殊な加工を施して変換効率を上げた商品もあります。
HIT
![](/upimage/15641074012s.jpg)
結晶シリコンとアモルファスシリコンを利用して製造されます。通常の結晶シリコンに比して変換効率が高く、温度特性も良いなどの特長があり、シリコンの使用量を減らせる他にも両面受光型にも出来ます。
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